「ボディタッチをすれば意識してもらえる」
「さりげなく触れることで、気持ちが動く」
そう思っている男に、一つだけ先に伝えたいことがある。
ボディタッチの上手さで、恋愛は決まらない。
ホスト業界に関わってきた経験の中で、ボディタッチを意識しすぎた男を何人も見てきた。その結果、関係が気まずくなったり、距離を置かれたりするケースが多かった。
ただ、これは「ボディタッチには意味がない」という話ではない。実際に、距離が縮まるきっかけになることもある。
効果があることもあるからこそ、雑に使うと逆効果になる。この記事では、何を基準に判断すればいいかまで書く。
ボディタッチが逆効果になる理由
関係が浅い段階でのボディタッチは、下心が見えるサインになる。
「この人、体に触りたいだけなんじゃないか」と受け取られた瞬間、距離を置かれることがある。そこから信頼を取り戻すのは、かなり時間がかかる。
問題は触ったことそのものではない。今の関係に対して、行動が先に行きすぎていることだ。
ボディタッチには、レベルがある
「ボディタッチ」とひとまとめにするから、話がおかしくなる。
実際には、こういう幅がある。
レベル1:手の甲と手の甲が一瞬触れる。これは偶然の範囲だ。
レベル2:狭い席に並んで座って、肩や膝が当たる。これも状況によるもので、こちらの意図ではない。
レベル3:こちらから一瞬手が触れる。自然に見えるが、動作としてはこちら側から起きている。
レベル4:肩に手を置いて話しかける。これは明確にこちらの動作だ。
1と2は、その場にいれば起きる。4は、自分で選んで起こしている。
この違いを分けずに「ボディタッチ」と考えていると、判断ができない。
関係にも、段階がある
同じように、関係にも段階がある。
初対面がある。何度か話して顔見知りになる。普通に会話ができるようになる。仲良くなる。気を使わなくなる。
ここまでは、誰でも感覚として分かると思う。
やることは単純だ。この二つを合わせる。
関係の段階と、ボディタッチのレベルを合わせる
一番安全なのは、関係が1の段階ならレベル1、関係が2ならレベル1か2にしておくことだ。
関係がまだ浅いのに、レベル4をやる。これが「逆効果になるボディタッチ」の正体だ。テクニックの問題じゃない。段階が合っていないだけだ。
逆に言えば、関係が進んでいれば、同じ行動でも意味が変わる。友達同士でも、爆笑して肩を叩くことはある。恋人同士でも、一切触れない日はある。
問題は「触ったか」じゃない。今の関係に対して、その行動が合っているかどうかだ。
少し先に行く場合
関係の段階より、少し先の行動を取ることはある。
僕自身、関係が2の段階でレベル2.5くらいの行動をしたことはある。距離が縮まるまでの時間が変わるからだ。
ただし、そこには条件がある。
やってみて、相手の反応を見る。
明らかに嫌がる様子がないなら、そのまま進めてもいい。逆に、体が固くなる、距離を取る、表情が変わる。そういう反応があるなら、そこで戻す。
そして、これが一番大事なところだ。
相手の反応が読めないなら、飛ばさない。
関係が2になってから、レベル1の行動でもいい。急ぐ必要はない。読めないまま先に進めるのが、一番まずい。
相手の反応をどう見るかについては、こちらの記事で詳しく書いている。
→ 会話が続かない男の原因|話題を探すより、相手の答えを使う
時間をかければいい、という話でもない
距離が縮まるまでの時間に、決まった正解はない。
ゆっくり関係を作りたい人もいるし、そうでない人もいる。早ければいいわけでも、遅ければ安全なわけでもない。
だから「何ヶ月経ったから触っていい」という基準は作れない。見るのは経過した時間じゃなく、今の関係と相手の反応だ。
ボディタッチに罪悪感を持つ必要はない
ここも書いておきたい。
ボディタッチ自体は、悪いことではない。いやらしい気持ちでやっているわけでもない。そこに罪悪感を持つ必要はない。
ただし、相手が嫌がっているなら、それは別の話になる。
だからこそ、相手の反応が読めないうちは飛ばさない。読めるようになってから、少しずつでいい。
「悪いことだから触らない」でも「テクニックだから触る」でもない。今の関係と、相手の反応を見て決める。それだけだ。
ボディタッチには、会話だけでは作れないものがある
ボディタッチには、会話だけでは作れない距離感が生まれることもある。
僕自身、女性から「それまでは特に意識していなかったけど、ボディタッチをされてから、その人のことを少し意識するようになった」と聞いたこともある。
もちろん、誰にでも起こるわけではないし、触れば恋愛感情が生まれるという話でもない。
ただ、今までただの知り合いや友達として見ていた相手との間に、少し違う距離感が生まれることで、相手を異性として意識するきっかけになることはある。
LINEだけのやり取りより、電話で声を聞ける方が伝わるものは多い。電話より、実際に会って表情が見える方が多い。その延長に、距離が近い状態がある。
ただし、これは「触れば好かれる」という意味ではない。
関係の段階と相手の反応が合っているときに、結果として距離が近づくことがある、という話だ。
順番が逆になると、逆効果にしかならない。
だから、こう考えてほしい。
効果がないから触るな、ではない。効果があることもあるからこそ、関係を無視して使うな。
女性が恋愛感情を持つ瞬間については、こちらの記事で詳しく解説している。
→ 女性はいつ恋愛感情を持つのか|男が知らない「好きになる瞬間」の正体
選ばれる男は、触り方を考えていない
選ばれる男もボディタッチはする。でも「どこを触るか」「どのタイミングか」は考えていない。
見ているのは、今の関係と、相手の反応だ。
「どう触れば意識してもらえるか」を考えている男は、関係より先に触り方を考えている。その順番が逆だ。
→友達止まりで終わる男の特徴7選|なぜ「いい人」なのに恋愛対象になれないのか
まとめ
- ボディタッチにはレベルがある。偶然触れるのと、こちらから触るのは別のもの
- 関係にも段階がある。やることは、この二つを合わせること
- 関係が浅いのにレベルの高い行動を取ると、逆効果になりやすい
- 少し先に行くこともあるが、必ず相手の反応を見る
- 相手の反応が読めないなら、飛ばさない
- 経過した時間ではなく、今の関係と反応を見る
- ボディタッチ自体に罪悪感はいらない。ただし相手が嫌がっているなら別の話
- 関係と反応が合っているときは、結果として距離が近づくことがある
- 相手を異性として意識するきっかけになることもある。だからこそ、関係を無視して使わない
ボディタッチの触り方を変えても、恋愛は変わらない。
変えるべきなのは、触り方じゃなくて、その手前にある関係の見方だ。
告白のタイミングでも同じことが言える。
→ 告白のタイミングでモテると思っている男へ|変えるべきはタイミングじゃない
この記事を読んで、今回の問題をどうすればいいかは分かったと思う。
でも、恋愛でうまくいかない原因は、LINEや会話、誘い方といった一つひとつの問題だけにあるわけじゃない。
「頭では分かっているのに、好きな女性の前になるとできない」
「相手が変わっても、なぜか同じような失敗を繰り返す」
もし思い当たるなら、個別のテクニックより先に知っておいてほしいことがある。
僕がホスト時代から多くの男女を見て、自分自身も失敗を繰り返す中で気づいた、「女性から選ばれる男」と「選ばれない男」の違いを7つにまとめた。
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